HVIL(ハイ・ボルテージ・インターロック・ループ)とは、電気自動車(EV)における重要な安全システムであり、整備担当者、初期対応要員および車両乗員を高電圧による感電の危険から守ることを目的としています。EVの高電圧システム(例:バッテリーパック、インバーター、モーター、オンボードチャージャーなど)は、通常400V~800V以上という高電圧で動作します。HVILは、低電圧の監視回路であり、車両内の高電圧システムに含まれるすべての高電圧部品およびコネクターの健全性および接続状態を継続的に監視します。この機能は、すべての高電圧コネクターやサービス切断ポイントを通過する専用ループを通じて、連続的な低電圧信号を送信することによって実現されます。いずれかのコネクターが完全に嵌合していない、損傷している、あるいはサービスパネルが開けられた場合、このループは切断されます。この回路の切断は、直ちに車両のバッテリー管理システム(BMS)または高電圧コントローラーによって検出され、メインコンタクタを開くよう指令が出されます。これにより高電圧電力の供給が遮断され、作業者が安全に接触できる状態になります。JONHON社は、HVIL機能を基本的安全機能として統合した高電圧コネクターの設計・製造を専門とする企業です。当社のEV事業部門には400名を超えるエンジニアが在籍し、EV関連特許は300件以上に及びます。当社が開発したコネクターシステムでは、HVIL用ピンが主電源端子に対して極めて精密なタイミングで係合・離脱する構造を採用しています。これにより、高電圧接続が分離される前に必ず安全ループが切断され、また主電源コネクターが完全に嵌合した後にのみループが確実に完成するようになっています。さらに、当社はIEC規格7件の策定に深く関与しており、これによりHVIL統合型コネクターはグローバルな安全要件を満たすことが保証されています。自動車OEMおよびティア1サプライヤー各社にとって、JONHON社のHVIL統合型コネクターを採用することは、EV向けの故障安全(フェイルセーフ)高電圧アーキテクチャを設計する上で不可欠なステップであり、グローバルな安全規制への適合およびユーザー保護を確実に実現します。ご要望のHVILコネクター仕様について、ぜひお気軽にお問い合わせください。